こんばんは、モーリーです。
続くときは続くもんですパート2
2台立て続けに同じ症状の車両が入庫しました。
急にクラッチの遊びが多くなり、ワイヤーやレリーズで調整しても
症状が改善されない場合はこいつが疑わしいです。
複数枚あるフリクションプレートとスチールプレートの丁度真ん中くらいに入っている
スプリングプレートです。
本来は金色のリベットで留まっているはずなのですが
外れてバラバラになっていますね~。
外れたリベットはどこへ行くかと言うと、、、、
クラッチシェルの中で暴れまわった挙句、フリクションプレートとシェルの間に噛みこんでしまいます。
勿論スプリングプレートの横のフリクションプレートはズタボロに
下が本来のフリクションプレートです。
早期であればクラッチ板の交換だけで済みますので
あれっ、と思ったら早めの点検をお勧めします!!
社外の強化クラッチプレート一式での作業でしたら約4万円程になります。
社外の場合はスプリングプレートを使わない仕様ですのでこのようなトラブルの心配はなくなりますね!
だましだまし乗っているとシェル側に大きな傷が入ってしまい、
シェル交換となり二ケタ万円の修理となってしまいます!!
今回の2台はそれぞれ走行距離は3万キロと4万キロ
乗り方によると思いますが、待ち乗りメインの方はそのくらいが目安になるのではないでしょうか??
急にクラッチの遊びが増えた場合は要注意ですよ~。
ではでは。